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4月18日(土)・19日(日)

Rd1 鈴鹿サーキット

TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 2026関東シリーズ第1戦
鈴鹿サーキット
5.807km×8周

#38:内藤 章太

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予選:戦略と紙一重の攻防

予選当日、チームは非常に難しい判断を迫られました。ピットエリアが最後方であったことから、コースインのタイミングが鍵を握ります。

前日の走行データからトップとの差をコンマ5〜8秒と分析し、あえてスリップストリーム(前走車の背後につく加速効果)を狙わず、混雑を避けて単独でクリアラップを確保する作戦を選択しました。コースオープンから1分45秒待機した後にコースインしましたが、アタック直前で深刻な渋滞に遭遇してしまいます。

さらに、デグナーカーブでの走行中に前走車の影響を受け、コース外走行(4輪脱輪)を喫したことでラップタイムが抹消されるという不運も重なりました。最終ラップで執念の走りを披露し、2分45秒224をマーク。A組7番手、総合13番グリッドからのスタートが決定しました。
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決勝:圧巻のスタートと粘り強い追い上げ

迎えた決勝レース。「序盤で前に出なければ上位進出は厳しい」と判断し、フォーメーションラップから入念にタイヤを温め、勝負の時に備えました。

スタート〜序盤
自身でも「過去最高」と振り返る完璧な蹴り出しを見せ、1コーナーまでに2台をパス。11位まで浮上します。2周目のスプーンカーブでは、前走車同士のバトルの隙を見逃さずインへ飛び込み、10位へとポジションを上げました。

中盤〜終盤
3周目には激しいサイド・バイ・サイドの攻防を繰り広げ、4周目の2コーナーで前方の車両がスピンした機を捉えて9位に浮上。その後は後方からのプレッシャーを凌ぎつつ、経験豊富なベテラン勢を猛追しましたが、惜しくもそのまま9位でチェッカーを受けました。
 
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レースを終えて

今回のレースを振り返り、最大の課題は「予選のマネジメント」に集約されます。

「トラフィック(渋滞)に捕まった時点で一度アタックを中断し、仕切り直すべきでした。計測2周目までにタイムを出さなければという焦りが、視野を狭めてしまった。車載映像を見返し、路面状況の変化をより冷静に捉える必要があったと痛感しています」 

収穫もありました。単独走行での持ちタイムがようやくトップ勢と1秒圏内に入り、マシンのポテンシャルと自身の成長を証明しつつあります。

チーム監督の指揮のもと、今後は予選のシミュレーションをさらに強化し、状況判断の精度を高めていきます。

次戦、より強くなった内藤の走りにご期待ください。
yariscup罫線

#138:岡部 晃大

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予選:緻密な戦略とリラックスが生んだ自己ベスト更新

今回のテーマは「冷静な状況判断」と「戦略的走行」でした。

前日の練習走行での反省を踏まえ、予選ではエースドライバーである内藤の背後でスリップストリームを活用する作戦を選択。これまでは先行する内藤との距離が開くと焦りからミスを誘発する場面もありましたが、今回は「リラックスして自分の走りに集中する」ことを徹底しました。

その結果、クラス9番手、総合17番手グリッドを獲得。自己ベストタイムを更新すると同時に、走行後には「まだ詰められるポイントがある」と冷静に分析できるほど、精神的な成長を実感できる予選となりました。練習走行では一歩譲っていたライバルに対しても、一発の速さが求められる予選の舞台でコンマ4秒上回ることができ、確かな手応えを掴んで決勝へと挑みます。
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決勝:ハイレベルな集団の中での苦闘と収穫

日曜日、心地よい緊張感のなかで迎えた決勝当日。
これまで経験したことのない前方グリッドからのスタートに、パドックのメンバーからも緊張が伝わるほどでしたが、「自分で掴み取った位置」という誇りを胸にスターティンググリッドへ整列しました。

しかし、レースの壁は高く、スタートで僅かな隙を突かれ2台の先行を許す苦しい展開となります。鈴鹿のような高速コースでは、一度集団から離されると挽回が極めて困難になるため、必死に前方の集団に食らいつきました。

前戦の岡山大会ではオーバーテイク(追い抜き)を成功させる場面もありましたが、今回は周囲のレベルも非常に高く、一瞬の隙も許されない緊迫した攻防が続きます。終盤には意識していたライバルとの直接対決となりましたが、惜しくもポジションを譲る形となり、最終18位でチェッカーを受けました。

目標としていたポイント獲得には一歩届きませんでしたが、激しい混戦のなかで「無接触・ノーペナルティ」での完走を果たしたことは、今後のレースキャリアにおいて大きな財産となります。
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レースを終えて

今回の開幕戦は、クラス一桁順位からのスタートという、トップレベルのドライバーたちがひしめく独特の緊張感を肌で感じる貴重な機会となりました。

本年度もミッドレスをはじめ、多くの方々の手厚いサポートにより、最高の環境でレースに参戦できていることに深く感謝いたします。今回は候補生の中で先陣を切っての出場となりましたが、後に続く田中、戸上へ向けて、良い形でバトンを繋ぐことができたと考えています。

今回の悔しさと学びを糧に、次戦ではさらに進化した走りをお見せし、一桁順位での完走、そしてポイント獲得・入賞を目指して精進してまいります。

今後とも、皆様の温かい応援をよろしくお願い申し上げます。
Youtube:【2026】4/19(日) Yaris Cup 関西シリーズ① 鈴鹿大会 決勝
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