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6月20日(土)

Rd2 富士スピードウェイ

TOYOTA GAZOO Racing Yaris Cup 2026関東シリーズ第2戦
富士スピードウェイ
4.563km×8周

#38:内藤 章太

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予選:急変するコンディションのなか、冷静なリカバリーで6位を獲得

予選と決勝が同日に行われた20日(土)。天気予報では予選がドライ、決勝がウェットとされており、タイヤ選択がレースの明暗を分ける非常に難しいコンディションでの幕開けとなりました。時間帯によって変動する予想雨量に悩まされる場面もありましたが、スタッフの髙橋と協議の結果、4輪すべてに新品タイヤを投入する決断を下しました。

当チームのピット作業エリアが最後方であったため、内藤は上位でペースの速い#91 市丸選手をターゲットに設定してコースイン。直後に他車に挟まれる場面はあったものの、アウトラップで冷静に対処し、クリアな視界と十分な間隔を確保してアタックに入りました。
計測1周目、コカ・コーラコーナーにおける4輪脱輪判定でタイムが抹消されるアクシデントに見舞われましたが、集中力を切らすことなく再アタックを敢行。前走車との適切な間隔を維持したまま走り切り、予選6位という好位置を獲得しました。
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決勝:荒天と混戦に翻弄され、苦闘の9位フィニッシュ

迎えた決勝レースは、予選から一転して雨模様となり、降雨量が多いことからセーフティカースタートとなりました。2周目にセーフティカーが退出し実質のスタートが切られましたが、直後のホームストレートで前方の集団が一斉に急ブレーキを踏む事態が発生。内藤も間一髪で急減速し、あわや追突という危険を回避しました。これにより後続との距離が開き、一時的に単独走行の展開に持ち込めたかのように見えましたが、状況は容易ではありませんでした。

前方を走る#502 小尾選手は、リアにドライ想定(あるいは雨量少なめ)のタイヤを選択していた影響でハイドロプレーニング現象に苦戦しており、なかなかペースが上がりません。しかしオーバーテイクの隙も見当たらず、攻略に手こずる間に、4周目のコカ・コーラコーナーにて後方から追い上げてきた#91 市丸選手に先行され、7位へ後退します。

その後も粘り強く走行を続けましたが、8周目、前方で5位争いをしていた3台が1コーナーでスリーワイドの接戦となり、市丸選手がスピン。この混乱のタイミングで再び小尾選手の後方に詰まってしまい、今度は後方から#225 朝日選手が接近してきました。
ダンロップコーナーから13コーナーにかけてサイド・バイ・サイドの展開で耐えたものの、イン側の厳しいライン取りを強いられた内藤はリアのグリップを喪失して失速。その隙に#151 赤堀選手にもパスされ、最終的に9位でチェッカーを受けました。
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レースを終えて

今回のレースウィークは、Yaris Cupにおいて初めて「事前のテスト走行がない」状況での戦いとなりました。ワンデーレースでここまで急激に天候が変化するシチュエーションは過去に例がありませんでしたが、路面や気温の変化に対して私自身がマシンを適応させきれなかったことが、順位を落とした最大の要因と分析しています。

トップ層が同じ厳しい環境下でも着実に順位を上げ、あるいはキープしている事実を踏まえると、ウェットコンディションにおけるドライビングの引き出しや、セットアップに対する感覚をさらに研ぎ澄ます必要があります。レース後のデータ検証や走行中のフィーリングの振り返りからは、「サスペンションの減衰力を下げてリアにトラクションがかかりやすい状態にしていれば、よりアグレッシブに勝負できたのではないか」という具体的な改善点も見えてきました。

これまで、普段のテスト走行では大幅なセッティング変更を控える傾向にありましたが、今後はあえて極端な変更(上手くいかないセッティングも含め)を積極的に試し、「何が原因でタイムが落ちるのか」「どうすればタイムが向上するのか」を多角的に検証していく予定です。
いかなるコンディションにも対応できる柔軟性を身につけ、次戦での上位進出を目指してチーム一丸となって準備を進めてまいります。引き続きのご声援をよろしくお願いいたします。
Youtube:【2026】6/20(土) Yaris Cup 関東シリーズ② & Yaris Cup NOVICE 富士大会 決勝
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