

Rd3 オートポリス
神谷が3位でゴール、3戦連続表彰台へ!
内藤も粘り強く戦って、昨年の最終戦以来の入賞果たす
4.674m×9Laps
予選 7月31日(土)天候/晴れ 路面/ドライ
決勝 7月31日(日)天候/晴れ 路面/ドライ

九州・オートポリスでも30台オーバーの激戦!
6月からの遅いスタートだったこともあり、テンポよく開催されるYaris Cup2021。西日本シリーズ第3戦は本州を離れ、九州のオートポリスで7月31日に開催された。多くのエントラントが海を越えなくてはならず、今回のエントリーは33台。それでも、昨年までのVitz Race西日本シリーズはオートポリスだけで開催され、20台を越すことがなかったことを思えば、これでもかなり多いと言えるのではないだろうか。
今回も社員ドライバーである#38神谷裕幸、#138内藤章太を中心に、チームミッドレスはYaris Cupにサポートドライバーとともに挑む。#38神谷はここまで2戦連続で2位とあって、目指すは今季初優勝。そして#138内藤は今季初入賞が目標となる。

神谷が今季ワーストの予選6番手、対して内藤は12番手で入賞の期待がかかる
第3戦は予選、決勝を土曜日に行う、ワンデーでの開催となった。このレースウィークの印象としては、とにかく「暑い!」のひと言。真夏の九州だから当たり前といえば、当たり前なのだが、なにか度を超しているという感もあった。
金曜日の練習は、午前を予選シミュレーションとして、午後は決勝ロング想定で走った#38神谷。だが、いずれも完璧なクリアラップが取れず、本戦に向けて一抹の不安を感じていた。予選では#38神谷、#138内藤ともに早々とコースインしたこともあって、最初のアタックでそれぞれ2分25秒644、2分26秒244を記録し、トップと3位につけるも、こと#38神谷にとって納得のいく走りではなかった模様。その後に#38神谷のタイムを上回るドライバーが相次ぎ、何よりさらに2周走行を重ねたことからもそれは明らかだった。
2周目は黄旗が出ていたため、クールダウンに充てて3周目にまたアタックするも、2分25秒478とわずかな短縮に留まり、神谷にとって今季ワーストとなる予選6位に甘んじてしまう。一方、同様に周回を重ねた#138内藤は、その後の短縮はかなわなかったものの、12位のポジションを獲得し、今季ベストの予選となっていた。

#38 神谷裕幸のコメント

#138 内藤章太のコメント

3戦目にして果たした社員ドライバーのW入賞!
9周で争われる決勝レースは、上空に薄い雲がかかるようになり、若干ながら穏やかになったコンディションの中で行われた。好スタートを切った#38神谷は、1台をかわして5番手で1コーナーをクリア。トップグループのしんがりでレースを開始する。2周目と4周目に、ともに1コーナーで、1台ずつ抜いて3番手に浮上。トップはもう逃げ始めていたが、さらに順位を上げるべく、前の車両を#38神谷は必死に攻め立てる。
しかし、猛攻も中盤まで。そこからは前も後ろも離れ、#38神谷は単独走行を余儀なくされてしまう、ポジションを最後までキープし続けて、3位でゴールすることとなった。
スタートこそ無難だった#138内藤、1コーナーの渋滞を巧みにかわして、ひとつポジションをアップ。その後も8番手を争う集団の中で、ポジションアップを狙っていくが、後ろもピタリと着けているため、少しのミスも許されない状況となる。あと1台抜けば入賞なのだが、今ひとつ決め手を欠いていた。
しかし、チャンスは最終ラップに訪れた。前方で接触があり、ペースが鈍った車両を1コーナーでパス。これで10番手に浮上。後方の車両も依然として背後にいただけに、油断は許されなかったものの、ゴールまでの残り区間を丁寧に、慎重に走った#138内藤は10位入賞。昨年の最終戦・岡山以来となる入賞を果たすこととなった。
次回のレースは9月11〜12日に鈴鹿サーキットで開催される。引き続きチームミッドレスの活躍が期待される。


神谷裕幸のコメント

内藤章太のコメント
