

Rd2 鈴鹿サーキット
神谷がポールポジション。決勝ではまたしても無念の2位
着実に成長を感じさせる内藤は、15位でゴール
鈴鹿サーキット
5.807km×8Laps
予選 6月20日(日)天候/晴れ 路面/ドライ
決勝 6月20日(日)天候/晴れ 路面/ドライ

チームミッドレスのホームコース決戦
大盛況だった開幕戦から、2週間のインターバルで早くも2戦目を迎えたYaris Cup。鈴鹿サーキットを舞台として、6月19〜20日に西日本シリーズの第2戦が開催された。富士スピードウェイで行われた前回のレースのエントリーが91台にも及んだのに比べれば、42台の今回は少なく感じてしまうものの、それでもフルグリッドにあと一歩。あらためてYaris Cupへの高い関心度を感じさせることとなった。
今回も社員ドライバーである#38神谷裕幸、#138内藤章太を中心に、チームミッドレスはYaris Cupに挑み、サポートドライバーとともに揃って上位入賞を目指す。ここ鈴鹿は、言うまでもなくチームのホームコースだけに、そのお膳立ては完璧に整えられていた。

日曜日早朝にスケジュールを改めて行われた予選
本来、予選は土曜日の午後に行なわれるはずだったが、激しい雨に見舞われてしまい、全体のスケジュールがディレイを重ね続けた結果、回復が見込めないということでキャンセル。日曜日の早朝に行われることとなった。
20分間の計測はそのままに、8時35分から予選が行なわれ、未明まで降り続いた雨が路面の一部を濡らしていたものの、走行にはまったく支障のない状態に。むしろ上空には青空が広がり、路面温度が上がっていくのは明らかだったことから、#38神谷は早めのアタックを試みる。
その狙いは的中。計測1周目に#38神谷は2分46秒181をマークし、トップに躍り出る。その後、2周走行し、いずれも2分46秒台を記録するも、タイムアップできなかったことから、いったんピットイン。残り3分で再びコースインすると、奇しくも最大のライバルであり、第1戦のウィナー#99大島和也選手の背後に。2分46秒295をマークするに留まり、やはりタイムアップは果たせなかったものの、最初に出したタイムを誰も上回ることができず、#38神谷がポールポジションを獲得することとなった。
#138内藤は計測2周目に2分48秒100をマーク。次の周は2分48秒817でタイムダウンとあってピットに戻るが、これが#38神谷とほぼ同時タイミング。#38神谷とともに再びコースインし、引っ張られる格好で記したタイムは2分47秒403で、それまでのタイムをコンマ7秒も更新し、15番手にまで浮上することとなった。

#38 神谷裕幸のコメント

#138 内藤章太のコメント

またもシフト不調に涙を飲んだ神谷
当初の予定では12時30分にスタートするはずの決勝レースは、スケジュールの大幅変更により、13時55分からとなった。周回数は8周のままで変わらず。早朝の予選と比べれば、上空の雲はやや多めになったが、むしろちょうどいいコンディションになったと言うべきだろう。
好スタートを切り、#38神谷は1コーナーへのホールショットに成功。しかし、背後には#99大島選手がピタリと食らいつき、オープニングラップから後続を引き離し、早くも一騎討ちの様相を呈するように。しっかり#38神谷がガードを固め続けていたものの、トップを走ることが許されたのは3周目までだった。
またもミッション不調に見舞われた#38神谷は、4周目のシケインで#99大島選手の逆転を許し、それでも少しも遅れずについていったものの、6周目の130Rで痛恨のシフトミスが。これにより離されてしまい、2戦連続の2位という結果に留まった。
一方、#138内藤はスタートを決めたものの、前方での混乱を避けたがゆえにポジションを落とし、オープニングラップ終了時には18番手。その後、前を行く車両の後退で順位を上げた後、3台で14番手を競い合うこととなる。後続との差は十分あるため、前だけに集中できる好状態でもあった。そしてチャンスは最終ラップのシケインで訪れた。ここで1台をかわして15番手に浮上し、そのままチェッカーを受けることに。予選と変わらぬポジションではあったが、しっかり競り合いながら結果を残せたのは間違いない。


神谷裕幸のコメント

内藤章太のコメント
